Continuous Security

その重要性の理由とは

従来の製品が生産から10～20年後も変わらずそのままであるのに対して、コネクテッドデバイスとその動作はライフサイクル全体を通じて変化することができます。 機能のアップグレード(またはダウングレード)、新たに見つかった問題の修正、機能の収益化が可能です。コネクテッドデバイスは、そのダイナミックな性質により、 汎用性と利便性を大きく向上させることができます。しかしこのことは、ハッキングからの保護が絶え間なく変わり続ける闘いと化すことをも意味しています。

継続的セキュリティは、セキュリティプラクティスをコネクテッドデバイスのダイナミックなライフサイクルに適合させるアプローチです。 継続的セキュリティでは、自動車、プリンター、カメラ、産業用ロボットといったコネクテッドデバイスのセキュリティを、 生産ライン上で完結するものではなく、デバイスの寿命が尽きるまで継続するタスクと見なしています。

XGuard Monitoring

クラウドエッジアーキテクチャでは、データおよびコンピューティングリソースのコンパートメント化が効果的なモニタリングの鍵になります。 XGuard Monitorは、自動車/製品から直接生成されるリアルタイムのアラートに加え、クラウドで実行されるより洗練された分析をサポートしています。

XGuard Monitorでは、充実した一連の動作センサーが組み込みソフトウェア内にデプロイされます。デバイスの疑わしい動作に関する奥深い包括的なインサイトを提供し、 デバイスが危険な状態に陥ったことを知らせます。

脅威インテリジェンス

モニタリング機能の運用上の性質には似つかわしくないものの、ThreatHiveプラットフォーム は、コネクテッドデバイスを標的とした最先端技術による攻撃について学べるある種の「遊び場」をセキュリティ研究者に提供します。

ThreatHiveは、ハニーポットを用いて疑わしいアクティビティを継続的に探っていくことで、データおよび動作に対するほんの小さな改ざんの検出、 攻撃者の発見と追跡、最新の組み込みTTPの解明が可能です。このインテリジェンスはその後、SOCプレイブックやXGuard MonitorのIoCアップデートに実装可能です。